
B様邸の施工事例
内容 | 項目 |
---|---|
工事期間 | 15日間 (補修工事別 5日) |
使用塗料 | プレミアムシリコン SK化研 |
エリア | 大阪市平野区 |
価格 | 130万円 (税込み) |
目次
- B様邸の施工事例
- 施工前の様子
- B様邸の施工の様子
- 仮設足場の様子
- 赤外線サーモグラフィによる劣化部調査
- コーキングの様子(使用コーキング)
- コーキングの撤去(サッシ部を除く)
- コーキング用プライマー(接着剤)塗布の様子
- コーキングの充填(じゅうてん)~仕上りの様子
- 高圧洗浄の様子(洗浄1回目)
- バイオ洗浄の様子(洗浄2回目)
- バイオ洗浄散布の様子(洗浄ー2回目)
- バイオ洗浄の洗い落とし(洗浄3回目)
- 付着テストの様子(パッチテスト)
- 使用する下地塗料の様子
- パッチテスト(剥離テストの様子)
- テストの結果の様子
- 使用塗料の様子
- 下塗りの様子
- 色決めの作業の様子
- 中塗りの様子
- 上塗りの様子
- 樋裏塗装の様子
- 樋・テラス復旧の様子
- 目地ガード(コーキング保護水切り)-①
- 目地ガード(コーキング保護水切り)-②
- 施工完成後の外観
- 施工完成後の報告書面
B様施工事例の概要
- 外壁洗浄:高圧洗浄+オリバークリーナー(外壁洗浄剤)
- 外壁塗装:プレミアムシリコン(SK化研)を使用
- コーキング:オートン社
工事を考えたきっかけ
同時期に外壁塗装工事した物件と比較して、下記の劣化が目立つようになっていました。
- 下地の補修跡が目立つようになってきている
- コーキングの劣化が、最近目立つようになってきている
などが外壁塗装を考えた理由です
ミズノライフクリエイトを選んだ理由とご感想
- お隣の方のご紹介です。数年前 I様のお隣で外壁塗装の工事させていただきました。弊社の塗装職人の仕事の様子と仕上り状況が気に入っていただいたこともあり。今回は弊社で、外壁塗装のご注文をいただきました。
弊社からのコメント
劣化状況により、劣化部の説明や工事の方法の説明を行います(参考画像)
施工前の様子
- 外観の様子から、経年劣化がかなり進んでいるように見受けられました。
- 足場からの点検より、外壁塗装の亀裂とタイルの亀裂が数か所ありました。
- 出窓と外壁の取り合部に亀裂がありました。
外壁事前診断は2回行います
①:塗装工事前に外周で行ってからの様子のチェック(1回目)
②:外壁工事前に、足場から外壁の劣化状態の状況調査(2回目)を行います。
工事前調査と足場設置後の状況確認(参考画像)
施工完成後の様子
完成後の様子です。
雨漏れの調査希望お客様は、外壁調査実施後、外壁塗装を行います。
B様邸の施工の様子
仮設足場の様子
仮設足場設置の様子です。
赤外線サーモグラフィによる劣化部調査
外壁塗装・コーキングでは治らない外壁塗装工事の注意点(目視で見えない、雨水の侵入跡)
下記はサーモグラフィーで外壁診断をした画像です。
- 玄関の上の入り隅部(イリズミブ)の雨水の侵入の恐れがあります。
- 足場設置前に、事前調査としてサーモカメラによる、雨漏れ調査を行います。
サーモ診断にご興味のある方は「赤外線診断(サーモグラフィー)による雨漏れ、劣化の診断はバッチリ効果的!」をご覧ください。
コーキングの様子(使用コーキング)
今回、一般的なウレタン系のコーキングを使わないで、より耐久力のあるオートン社の(TF-2000)コーキングを使用しました。
コーキングの撤去(サッシ部を除く)
窯業系サイディングのジョイント部は撤去処理が基本です、このように劣化したコーキングは撤去処理を行います。
コーキング用プライマー(接着剤)塗布の様子
コーキング工事にはプライマー(接着剤)の塗布は必要です。亀裂や剥離を防ぐ効果があります。
コーキングの充填(じゅうてん)~仕上りの様子
窯業系サイディングの場合、コーキング工事は非常に重要な工事です。
今回
サイディングのジョイント部:撤去+コーキング(新調)
サッシ廻りのコーキング工事:増し打ちコーキング
画像よりご確認ください。
高圧洗浄の様子(洗浄1回目)
高圧洗浄の様子です。
バイオ洗浄の様子(洗浄2回目)
オリバークリーナーを使用しています。
バイオ洗浄(オリバークリーナー洗浄)
弊社の扱うオリバークリーナー洗浄は、とても効果的に汚れを落とすことができます。洗浄後は真っ白になり、新しく工事した時のイメージを再現することが出来ます。大谷石など柔らかい石の洗浄からタイルの洗浄にも適しています。
洗浄処理を入念に行うことで、塗料の性能を最大限に発揮する外壁塗装・屋根塗装工事ができるようになります。
バイオ洗浄散布の様子(洗浄ー2回目)
高圧洗浄機によるバイオ洗浄の様子
バイオ洗浄の洗い落とし(洗浄3回目)
高圧洗浄3回目になります。塗料の付着力の向上には、現状の外壁の汚れやチョウキングを十分に除去する必要があります。付着力向上においても、「オリバークリーナーによる洗浄は効果的です。」
付着テストの様子(パッチテスト)
弊社の施工手順から下塗り塗料は2種類あります。この場合、付着力のテストを行います。(SK化研さんのカタログより作成)
使用する下地塗料の様子
上記の施工手順から、2種類の下地専用塗料のテストを行います。
パッチテスト(剥離テストの様子)
2種類の塗料をテストします。
テストの結果の様子
ハイブリッドシーラ(下塗り塗料)を採用しました。
築10年以上経過している外壁にはいろいろな状況が想定できます
- 外壁のひび割れ
- 亀裂(外壁)
- 塗装の変色
等々。このような状況が起こっている場合は、塗装の付着テスト(パッチテスト)を実施しています。
パッチテスト(付着テスト)の様子
パッチテスト(剥離テスト)は、塗装予定の塗料と外壁との付着度・密着度を事前確認するためのテストのことです、パッチテストのことをクロスカット試験(碁盤目テープ試験)とも言います。ご自宅の外壁と塗料の相性不具合問題を回避するための非常に重要な試験です。
試験結果によっては、利用予定であった塗装に不可をかけることがあるので弊社は塗膜試験とも言っています。
このように塗装の剥離のテストを行って、旧塗膜の相性の確認を行います。10年以上外壁塗装をおこなっていない外壁は下地との相性は特に慎重に行うことをお勧めします。
使用塗料の様子
外壁塗装用塗料:ハイブリッドシーラー(SK化研)下塗り・プレミアムシリコン(SK化研)中塗り/上塗り
下塗りの様子
パッチテストの結果より、水性ミラクシーラーエコ下塗りを行っています。
劣化部の補修の後、下塗り塗装(シーラー下塗り)の様子
色決めの作業の様子
塗装前にソフトウェアを使ったカラーシュミレーションを行うこともあります。
しかし、ソフトウェアを使ったカラーシュミレーションの場合、パソコンのディスプレイ解像度・コントラスト・色味や、プリンターの性能によるレベルのちょっとした違いでもイメージが大きく変わることがあります。
ですから、カラーシミュレーションに頼りすぎる・100%信頼するのも少し危険です。
事前に外壁の色合いのシュミレーションをする際におすすめのやり方で、クリアシュミレーションというやり方があります。
クリアシュミレーションは、実際に採用を考えているサンプル色の上にクリアシュミレーションを重ね合わせます。実物のサンプルと合わせますのでほぼイメージどうりの外観がその場で確認できます。

外壁の色分けの参考にカラーシュミレーションを使用しています。外壁のトラブル防止にとても役立っています。
中塗りの様子
外壁中塗りの様子です。今回塗料は、プレミアムシリコンを使用しました。
上塗りの様子

近隣と隣接しているので、メッシュシート+ブルーシートを掛けています、仕上げ塗料が青色に反射して写っています。
樋裏塗装の様子
屋根の庇は劣化しやすく樋の裏側は、特に劣化が激しかったので今回は、テラスのアクリルと樋を外して塗装しました。
樋・テラス復旧の様子
目地ガード(コーキング保護水切り)-①
コーキングの劣化、亀裂は窯業系サイディングには致命傷です。このようにつぎの10年後~15年後以降も劣化を防ぐには、「目地ガード」は必要です。
目地ガード(コーキング保護水切り)-②
コーキングの劣化が目立っていたこともあり、コーキングの落下防止のは非常に効果があります。
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施工完成後の外観
施工完成後の外観です。
雨漏れの工事も無事に工事を完工できました。
施工完成後の報告書面

今回の工事は、オプションの補修工事が行っています。外壁塗装と違っている部分も多くあります。
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