T様邸の施工事例
■ 工事期間 | 21日間 | ■ 内容 | 劣化診断・板金工事・外壁塗装・屋根塗装 |
■ エリア | 大阪市 城東区 | ■ 価格 | 外壁・屋根補修費用40万円 外壁・屋根塗装費用150万円 |
■外壁塗料 | プレミアムシリコン | ■屋根塗料 | ガイナ |
ネットで検索されて、弊社の外壁の修復の工事方法が載ったHPが気になられてお声がけしていただきました。
築15年過ぎの住宅で、外壁・屋根塗装をされていない建物の劣化が目立っている物件は非常に多くあります。
塗装(塗り替え)または、コーキング補修で済ませると、再度仮設足場からの外壁・屋根の補修工事が発生します。
せっかく足場を設置するのなら、
- 劣化原因のチェック
- 劣化部位の修復
- 外壁塗装
- 屋根塗装
が理想的な工事手順です。
目次
施工前後 BeforeAfter
【T様邸】施工後の外観
施工前の外観 Before
お客様のご要望と弊社に依頼した理由
出来れば塗装で済ませたいと思っていたのですが、「外壁のサイディングの角の亀裂が通常ではない」と思い、今回、外壁・屋根のリフォーム+外壁・屋根塗装の業者を時間をかけて選びました。
3社ほど業者さんに見積もりを依頼しましたが、㈱ミズノライフクリエイトさんは現場見積の時点で、「雨仕舞の不備は塗装では、正直完全には直せない」と言われました。
ほかの2社の業者さんは「雨仕舞に対するの説明が不十分」だったので、ミズノライフクリエイトに依頼することに決めました。
お客様の建物の状況を調査診断
サイディングの劣化状況は色々なタイプがあります、今回は(出済み)役物の亀裂です。
一般的にコーキングによる処置が多いのですが、「雨水の侵入経路の調査は足場設置後に精密診断しないと予測できない場合が多いです。初見の診断(予測)が変わってしまう場合も少なくありません。
今回のT様の場合は、雨仕舞いの問題が事前に予想されましたので、「初見でコーキングでの補修は難しいとお伝えしていたので、足場設置後調査の結果を、お伝えしてから工事が始まりました。」
※雨水の侵入経路の診断方法は、弊社のオリジナルの工法なのでHP等での記載は行っていません。
①初回外壁診断時(足場設置前)の劣化状況
特徴(サイディング出隅の亀裂)
窯業系サイディングによくある、役物コーナーの亀裂です。
雨水の侵入(雨仕舞)を検討の必要な場合が多いです。
特徴(破風の反りや変形による劣化)
軒なし・軒の小さい物件によくある、雨水の侵入が予測される、破風の開き
特徴(コーキングの亀裂や施工不良による劣化)
コーキングの亀裂はよく見かけます、コーキングの亀裂は軽く考えないでほしいです。
②足場を組んでからの劣化状況再診断
外壁点検-①:外周部劣化の確認
足場の設置後しか確認できないカ所の診断を行いました。
①:破風の裏側はよく雨漏れを起こしています
②:板金工事の不備の調査、雨仕舞いの不備による雨水の侵入している様子
樋の撤去
軒無し住宅・軒ゼロによくある現象に破風の雨漏れがあります。
樋うらからの雨水の侵入は、樋の撤去から工事が始める場合もあります。
塗装前の補修工事
外壁診断後に、塗装の前に必要となる補修工事を行いました。
出隅のコーナー板金
出済みのコーナー板金より、雨水の侵入経路をどのように診断することが必要です、雨水の侵入経路のチェックを怠ると室内に、雨水の侵入する恐れがあります。
樋裏の補修工事
樋の裏側はほとんどの場合通過してしまいます、樋の裏側の劣化は建物の大きなダメージになってきます。
コークガード(コーキング用保護材)
一度コーキングが劣化してしまいますと内部に雨水が侵入している場合が多くあります。ただコーキングが痛んでいるのと言わずに専門家にご相談されることをおすすめします。
T様邸 外壁塗装の様子
診断と補修工事を完了後に改めて外壁塗装工事を行います。補修なしに外壁塗装を行うと、雨漏りが再発する可能性が高いので、事前の診断補修が非常に大切です。
シール(コーキング)工事
コーキング工事の手順を添付しています。(状況により変わる場合があります)
外壁洗浄
外壁の洗浄にオリバークリーナー(外壁専用の洗剤を使用します)築15年以上の外壁には、下塗り塗料の付着力の向上は不可欠です。