外壁塗装中にベランダ・バルコニーで洗濯物は干せる？干せない期間と注意点

外壁塗装をご依頼した方やご検討中の方で、外壁塗装中にバルコニーで洗濯物を干せるのか気になっている方もいるのではないでしょうか。

一般的に外壁塗装工事の期間は、足場や飛散防止シートが設置されるため、洗濯物をバルコニー・ベランダ・屋上で干すことが難しくなります。

ここでは、これまで大阪を中心に1万件以上の施工をしてきた弊社が、外壁塗装の際の洗濯物の取り扱いについて解説します。

あくまで弊社の場合の解決策ですが、初めての外壁塗装の方には、ご参考になるように書かせていただきました。

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外壁塗装中に洗濯物は干せるのか

基本的に外壁塗装の工事中は、ベランダで洗濯物は干せないと考えていただいた方がいいと思います。

一般的に干せない理由は下記の通りです。

また、足場や飛散防止シートで覆われているため、日あたりも悪くなります。

冬場や梅雨の時期に快晴の日よりは、洗濯日和に天日干し（てんぴぼし）は理想ですが、外壁塗装の工事期間（特に足場設置の期間）は特に、トラブルの原因になりますので、室内干しやコインランドリの利用をおすすめします。

洗濯物を干せない期間は、下記の表のようになります。

外壁塗装の場合、足場設置～足場解体の期間です。通常、約10日～15日間が目安になります。

洗濯物が干せない期間でも、「外壁塗装に最も最重要な期間」と「通常の干せない期間」で別れます。

いずれの場合も洗濯物が干せないのですが、上記図の2番の期間高圧洗浄〜足場解体までは、そもそもベランダや物干しには立ち入らない方が良いです。

最も干せない期間での具体的な工事内容は下記の通りです。

高圧洗浄工程：高圧洗浄機で高圧で外壁の洗浄を行います、外壁の汚れ（ホコリ、塵等）が飛散して、洗濯物を汚す恐れがあります。
バイオ洗浄工程：洗剤の飛散により、洗濯物を洗剤によりシミになる恐れがあります。
コーキング工程：コーキングは一度付着すると、なかなか取れにくいです、折角の洗濯が台無しになってしまいます。
下塗り工程・中塗り工程・上塗り工程：塗料の飛散や付着により、洗濯物を汚す恐れがあります。
手直し工事の期間：手直し工事の場合は、作業工事が外壁全般に影響があるために、塗料の飛散か所も多くなりがちです。トラブルを未然に防ぐためにも洗濯物は干さない方がいいと思います。

塗装工事・コーキング本来の工事は、洗浄液・塗料の飛散またはコーキングの付着が予想されますので、この「洗濯物が最も干せない期間」はご注意が必要です。

足場設置工事中・解体工事中(上図の2番)も干せない期間です。

塗装工事のように塗装をしたり洗浄しているわけではありませんが、塗料の飛散やゴミが出ないわけではありません。

具体的な工事内容は下記の通りです。

足場の設置・解体の期間：実際足場の設置や解体の作業が終わっていても、洗濯物は控えた方がいいと思います。
雑工事の期間：小庇・樋・軒裏・鉄部の塗装工事やビニール養生・撤去処理もこの期間に入ります。塗装工事・ケレン工事・養生などトラブルを未然に防ぐためにも洗濯物はベランダや屋上に干さない方がいいと思います。

また、プライバシーに関するトラブルになりやすい期間でもあります。できることなら、屋外干しはこの期間もひかえることをおすすめします。